「ざつ旅」と「ゆるキャン△」って、どっちも“女子×旅”がテーマのアニメで、ふんわりした雰囲気がすっごく似てるな〜って感じたことありませんか?
私も最初に観たとき、「あれっ?これ、同じ作者かも!?」って思っちゃいました(笑)だってタイトルのニュアンスも近いし、癒し系でまったりしてるし、なんか世界観がシンクロしてるんですよね!
でも実は、作者はまったくの別人なんです!今回はそんな「ざつ旅」と「ゆるキャン△」を、作者・キャラ・旅スタイルなどいろんな視点から徹底的に比べてみました♡
- ✔ 『ざつ旅』と『ゆるキャン△』の作者が別人であること
- ✔ 作風や雰囲気が似ている理由と違いのポイント
- ✔ 癒し系旅アニメとしてのそれぞれの魅力と楽しみ方
ざつ旅とゆるキャンの作者は別人!似ているのは作風と構成
「ざつ旅」と「ゆるキャン△」って、ちょっと雰囲気が似てるな〜って思ったことありませんか?
ふんわりした旅アニメって感じで、タイトルの語感も似てるし「もしかして同じ作者?」って思っちゃう方もいるみたいです。
でも実は、作者は全然別の方なんです!ここではその違いと、なぜ似てると感じるのかを深掘りしていきますね♪
ざつ旅の作者は石坂ケンタ氏
「ざつ旅」の原作者は、石坂ケンタさんという漫画家さんです。
彼は「女子大生が行き当たりばったりの旅に出る」というちょっと珍しいコンセプトを漫画に落とし込み、2019年から『電撃マオウ』で連載をスタートさせました。
ストーリー自体は淡々としてるんだけど、地元感あふれる風景や素朴な出会い、そしてちょっぴりリアルな人間味がじわじわくるタイプの作品なんです。
ゆるキャン△の作者はあfろ氏で全くの別人
一方で、「ゆるキャン△」の作者はあfろ先生。
こちらは芳文社の『まんがタイムきららフォワード』で連載されていて、主人公たちは高校生。
「キャンプが好きな女の子たちの、まったり&ほんわかした日常」を描いた作品で、まさに癒しの塊って感じです。
タイトルの印象や旅×女子という構成で混同されやすい
じゃあ、なんで「同じ作者じゃないの?」って思っちゃうのかというと、やっぱり「女子×旅」という設定が共通しているからだと思います。
それにタイトルの付け方もちょっと似てて、「ゆるキャン△」の“ゆる”と「ざつ旅」の“ざつ”って、どっちも力の抜けた旅っぽさを表現してるんですよね。
でも実際には、作風も作者も全然別!あくまでジャンルや空気感が“似ている”だけなんです。

共通点①:女子×旅×癒しというジャンルの一致
「ざつ旅」と「ゆるキャン△」の最大の共通点、それは女子が旅を通して癒しを得るというテーマにあると思います。
どちらの作品も、何か大きな事件が起きるわけじゃないんだけど、じんわり心が温かくなる描写がいっぱいで、見ていてとにかく癒されるんですよね。
それに、背景には実在の場所がたくさん登場するので、現実と地続きのような感覚も味わえるのがポイントです!
旅の舞台が日本各地の実在スポット
「ざつ旅」は、会津若松や磐梯熱海など、地方都市や温泉街が多く登場します。
一方の「ゆるキャン△」は、山梨県や長野県など、アウトドア向きの場所がメイン。
どちらの作品もロケ地がリアルなので、思わず「ここ行ってみたい!」ってGoogleマップを開いちゃう人、結構いるんじゃないでしょうか?
美しい風景描写と“飯テロ”演出が魅力
もうひとつ外せないのが、風景と食事シーンの描写の美しさです。
「ざつ旅」ではローカルグルメや地酒、「ゆるキャン△」ではキャンプ飯と、どっちも「美味しそう!」って感じるごはんがたっぷり。
特にお腹が空いてる時に見ると、完全に飯テロです(笑)
静かな時間の流れとゆったりとした構成
派手な展開はなくても、静かな日常を丁寧に描くって、すごく贅沢なことだと思うんです。
両作品ともに、風が吹く音、電車の走行音、焚き火のパチパチ音など、細かい演出が本当に丁寧。
だから観てるだけで心がリセットされるし、「日常に疲れた時にぴったりのアニメ」って言われるのも納得なんですよね。

共通点②:視聴者に“旅したくなる”感情を呼び起こす演出
「ざつ旅」も「ゆるキャン△」も、見終わったあとに「ちょっと旅に出てみようかな…」って気分になるのが不思議な魅力!
それってきっと、作品に登場する場所や体験が、私たちの“現実”とリンクしてるからだと思うんです。
風景・音楽・時間の使い方まで、旅の空気感を完璧に再現してくれるこの演出力、本当にスゴいです…!
リアルなロケ地描写で聖地巡礼が可能
実在の観光地が舞台になっているからこそ、アニメで見た景色を実際に歩けるってすごくないですか?
「ざつ旅」では小さな駅や温泉街が、「ゆるキャン△」ではキャンプ場や山梨の観光地がよく登場します。
聖地巡礼の楽しみも加わって、ファンにとっては“旅の目的地リスト”になる作品なんです♪
効果音・間・音楽などの没入感が強い
背景だけじゃなくて、音の演出もめちゃくちゃ細かいのがこの2作品の共通点!
たとえば、「ざつ旅」で電車に揺られてるシーンでは、ガタンゴトン…って音や、車内アナウンスがリアルすぎて本当に電車に乗ってる気分に。
「ゆるキャン△」でも、焚き火のパチパチ音とか、湖の水面のちゃぷちゃぷ音とか、五感に訴える表現がほんとに心地よくて癒されるんです〜!
「Googleマップで調べたくなる」アニメ体験
私、ガチで何度もやったんですが(笑)、アニメで見た場所をすぐGoogleマップで検索しちゃうんです。
「この温泉地ってどこ?」「この駅あるの?」「行けるかな…?」って、リアルな旅への興味が自然にわいてくるのが、このジャンルの面白さでもあるんですよね!
しかもその検索が、次の自分の旅の予定に繋がったりして、作品を見て終わりじゃなく、“行動”に変わるのが最高にエモい…!

違い①:旅のスタイルが正反対
ここからは「ざつ旅」と「ゆるキャン△」の“違い”にも注目してみます♪
2作品とも旅がテーマだけど、実は旅のスタイルが真逆なんです!
その違いを知ると、「どっちの作品も違った楽しみ方があるな〜」って、より深く味わえるようになりますよ◎
ざつ旅=SNSアンケートで行き先を決める行き当たりばったり旅
ざつ旅のヒロイン・鈴ヶ森ちかちゃんは、なんと旅の行き先をSNSのアンケートで決めてるんです!
宿の予約もしないし、交通手段もその場で決める。とにかく“ざつ(雑)な旅”スタイル。
でもそのゆるさが、むしろリアルで共感しちゃうし、「どうにかなるさ感」がクセになるんですよね〜♪
ゆるキャン=計画的に準備されたキャンプ旅
逆に「ゆるキャン△」はめっちゃきっちり計画されたキャンプがベースです!
事前にキャンプ場を調べて、道具を揃えて、レシピも決めて…って、見てるだけで旅の計画の立て方が学べるレベル!
「安心して楽しめる旅」という点では、特にキャンプ初心者や女子旅の参考になる内容が満載なんです◎
ざつ旅は偶然性を楽しむ構成、ゆるキャンは安心感重視
この2つの違いを一言で言えば、“偶然を楽しむざつ旅”と“計画に癒されるゆるキャン”って感じかな?
「ざつ旅」は何が起きるかわからないドキドキ感が魅力で、「ゆるキャン△」はその逆で、心が落ち着く安心感が魅力。
どっちの旅もステキだけど、その日の気分で選ぶとより楽しめますよ〜!

違い②:主人公の性格と動機が対照的
旅のスタイルだけじゃなくて、主人公のキャラ設定も、「ざつ旅」と「ゆるキャン△」では真逆なんです!
旅に出る動機や性格が違うからこそ、それぞれの作品が持つ空気感やストーリーの方向性にも個性が出てくるんですよね。
キャラクターの深堀りをしていくと、「なんでこんなに雰囲気が違うんだろう?」って疑問にもスッキリ答えが出てきますよ♪
ざつ旅のちかはネガティブ思考で現実逃避型
鈴ヶ森ちかちゃんは、漫画家志望だけどネームが全ボツになって挫折しちゃったことをきっかけに旅に出ます。
つまり旅の目的が、「自分を見つめ直す」とか「現実逃避」なんですよね。
でもそれがすっごくリアルで、社会人や創作活動してる人なら共感しちゃう部分も多いと思います!
ゆるキャンのなでしこはポジティブで好奇心旺盛
それに対して、「ゆるキャン△」の各務原なでしこちゃんは超ポジティブ!
自然が大好きで、初対面の人にもニコニコ話しかけちゃうくらいの明るさがあります♪
「楽しいから旅する」っていう姿勢が徹底されてて、観てる私たちまでつられて笑顔になっちゃうんですよね〜!
旅の目的も「自分探し」と「趣味満喫」で異なる
ちかちゃんは「自分を癒す旅」、なでしこちゃんは「大好きなことを楽しむ旅」って感じ。
目的の違いが物語の進み方にも出ていて、「ざつ旅」はちょっと内省的でしみじみ系、「ゆるキャン△」はわいわい楽しむ系なんです!
どちらも魅力的だけど、感情移入できるキャラが違うから、好みが分かれるかもしれませんね。

違い③:キャラの関係性=孤独と団らんの対比
「ざつ旅」と「ゆるキャン△」、旅のスタイルや主人公の性格だけじゃなく、キャラ同士の関係性にも大きな違いがあるんです!
それぞれの作品が届けてくれる癒しの種類って、実はこの“人間関係”に大きく左右されているのかもしれませんね。
誰かと旅する楽しさ、一人だからこそ得られる気づき。どっちも素敵な体験です♪
ざつ旅は一期一会の出会いが中心のソロ旅
「ざつ旅」のちかちゃんは、ほぼ一人旅。
その中で出会う人たちは、その場限りの出会いだったり、深くは関わらないまま別れたり。
でもだからこそ、その出会いがすごく心に残ったりして、“旅の一期一会”の魅力がめちゃくちゃ詰まってるんですよね!
ゆるキャンは仲間との日常が軸となる集団旅
「ゆるキャン△」はもう、仲間との日常がど真ん中にあります!
なでしこ、リン、千明、あおい、恵那といったメンバーの、ちょっとゆる〜いやり取りが見ててほんと癒される♡
キャンプっていう非日常を通じて、友情が深まっていく過程を描いているから、ほんわか系の日常アニメ好きさんにはたまりません!
視聴後の余韻も「しみじみ系」と「ほのぼの系」で異なる
旅を終えた後の雰囲気も全然違って、ざつ旅は「ふぅ…」って深呼吸したくなるような“しみじみ系”。
一方のゆるキャンは「今日もみんな楽しそうだった〜♡」って笑顔になれる“ほのぼの系”。
その日の気分や、求める癒しの種類に合わせて選ぶのがおすすめです◎

ざつ旅とゆるキャンの比較から見える“旅アニメ”の新しい楽しみ方まとめ
ここまで「ざつ旅」と「ゆるキャン△」の共通点と違いをたっぷり紹介してきましたが、最後にまとめとして、それぞれの楽しみ方を考えてみましょう♪
どちらも「旅」をテーマにしてるけど、描いているもの、伝えてくるメッセージはそれぞれ違います。
その違いを楽しむことこそが、“旅アニメ”というジャンルの奥深さなんです♡
癒しと発見を求めるならどちらも見る価値あり
「ゆるキャン△」は日常に疲れた時の“癒し”としてピッタリ。
のんびりした会話、静かな自然の音、計画的な行動…すべてが“整った非日常”を届けてくれます。
一方の「ざつ旅」は、自分と向き合いたいときやちょっと心がモヤモヤしてるときに見てほしい作品。
偶然の出会いや予定外の展開が、自分の心をリセットしてくれる感覚になるんです。
スタイルの違いがむしろ両作の魅力を引き立てている
面白いのが、正反対のスタイルだからこそ、お互いの魅力が際立つってところ!
「ざつ旅」の自由気ままさがあるから、「ゆるキャン△」の安定感が安心できる。
逆に「ゆるキャン△」の丁寧な描写があるから、「ざつ旅」の雑さがスパイスになるんですよね。
旅アニメとしての新しい定番、どちらも外せない名作!
最近では“旅アニメ”というジャンルもどんどん人気が出てきていますが、この2作品はまさに新たな定番になるポテンシャルを持ってます!
どちらも日本の風景をリアルに映し出してくれて、聖地巡礼や次の旅行のヒントにもなる。
アニメで癒されたい人、旅に出たい気分の人には、もうどっちもおすすめしたいですっ♡


- ★ 『ざつ旅』と『ゆるキャン△』は別作者による旅アニメ
- ★ 似ているのは女子×旅×癒しのジャンルと作風
- ★ 一人旅と仲間旅、偶然と計画、違いが作品の個性に
- ★ どちらも“旅に出たくなる”力を持つアニメ作品
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